君の手を離す日

いつかくるその日まで、子育てを頑張って楽しむブログ。

【愛育病院(南林間)出産レポ03】長い夜のはじまり

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陣痛が10分間隔になったということで、入院バッグを携えて産院にやってきた私。まずはいつものように診察を受けることになりました。陣痛の波に耐えながら、待合室で名前が呼ばれるのを待ちます。

いよいよ、私の順番がやってきました。どきどきしながら内診台へ。
そうしたら、先生から衝撃の一言が…。

先生「うーん。子宮口が1.5cmしか開いてないですね
私「えっ」

たった……1.5cm。子宮口が3cm開いたら、お産の始まりとみなすそうです。子宮口は最終的に10cmまで開きます。陣痛が10分間隔になっているので、もっと開いていると思っていましたが、1.5cmではまだまだ先が長そうです。

「たった、1.5cmなんですね。。。」と落ち込んでいたら、「でも子宮口はだいぶ柔らかくなっていましたし、状態はいいですよ」と先生がなぐさめてくれました。

もしかして、病院に来るタイミングが早すぎたのでしょうか。このまま自宅に帰されるのだろうかと怯える私。でも、先生が「入院して様子を見ましょう」と言ってくれて、ほっとしました。

先生「この時間(15時すぎ)だと陣痛促進剤を使わないので、自然に任せることになります」
私「そうなんですね」

陣痛促進剤を使う際は注意深くモニターする必要があるため、スタッフが多い時間帯にしか使わないそうです。

先生「初産ですよね? 出産は早ければ今日の深夜でしょうか。明日の朝になっても生まれていなかったら、促進剤を使います
私「わかりました」

今日は、長い夜になりそうでした。


陣痛、どんどん強くなる

まずは1時間くらいNSTを受けて様子を見ることになりました。

NSTというのは胎児の心拍とお腹の張りを計測するための装置です。心電図検査を受けるときみたいに、お腹に吸盤みたいなのをくっつけます。陣痛が来たら、お腹の張りを示す数値がどんどん上がっていって、モニターに「陣痛」という表示が出るのが面白いです。

NSTを受けていると、陣痛の間隔がどんどん狭まってきました。痛みも家にいたときより強くなり、寝ているシーツを引っ掻いてうなるぐらいになりました

でも計測した限りではお産につながる兆候がまだ弱いみたいで、ひとまず入院部屋に案内されることになりました。

今いるリカバリールームは3Fで、病室は4Fです。夫と看護師さんに付き添われて4F行きのエレベーターに乗ったとたん、また強い陣痛がやってきました!

「うぐぐ〜!」

――想像してみてください――

4Fでエレベーターを待っている産婦さんたち。みんなピンクの病院着を着て、幸せそうです。エレベーターが到着し、ドアがゆっくり開きました。そしたらそこには、床に這いつくばって唸っているお腹の大きい女が…。私のことです。

私もエレベーターのドアが開いたことは分かっていましたが、動けないので、外に出られません。

産婦さんたちが「大丈夫ですか?!」と声をかけてくれました。

そうしたら、夫がよそ行きの顔で「大丈夫です」って。

なんで夫が答えるのー! 夫に何が分かるのー! こっちは痛いんじゃー!

頼りにならない夫とは違い、看護師さんが一生懸命背中をさすってくれました。それからも陣痛の波をやり過ごしながら、割りあてられた病室へ。

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本当は部屋についたらやりたかったことがありました。4人部屋だったので、同室の部屋の人と仲良く、出産トークをしたいと思っていたんです。

でも挨拶もそこそこに、ベッド回りのカーテンをシャーっと閉め、ぐぐぐぐぐ……と唸る私。

最悪の出会いです。

このとき陣痛は数分間隔で来ていて、体感的には終わったと思ったらすぐ次の陣痛という感じでした。

看護師さんが申し訳なさそうに、「一通り、シャワールームなどをご案内したいのですが、動けますか」と声をかけてくれました。説明を聞いておかないとあとで困るので、一緒に部屋を出ます。

「こちらが洗面スペース、こちらがシャワールーム」
「はい」
「シャワールームを使用するときは、こちらの札をドアノブに…」
「ぐ!(陣痛来た)」
崩れ落ちる私。

看護師さんも説明を聞いている余裕がないとみたのか、「いったん、お部屋に戻りましょう」ということに。看護師さんが私を部屋まで送り届けて数分後、ナースコールがありました。

「陣痛が辛そうなので、タイミング的には早いのですが、麻酔の処置をします。病院着に着替えて、処置室においでください」