1歳11ヶ月になってから急に、2語文が増えてきました! 覚えたての言葉を使って一生懸命何かを伝えようとしている息子をみると、とっても愛おしいです。
実は2語文を初めて言ったのは1歳9ヶ月の終わりごろ。初めて聞いた言葉は「赤、あった」でした。赤いクレヨンを机の下に落として、それを見つけたときに発したものです。
でもこれをすぐにブログに書かなかったのは理由があって。実は1歳11ヶ月になるまでの約2ヶ月間、3回しか2語文を聞いていないからです。
この期間に発した2語文:
「赤、あった」×1
「ボール、あった」×1
「ママいた!」×1
2ヶ月の間にこれしか聞かなかったら、なんとなく不安になるというものです。
「2語文の仕組みを体得したわけではなく、フレーズとして覚えた言葉を言っているだけなのかもしれない」と思っていました。
でも1歳11ヶ月になり、ある言葉を覚えたころから、急激な進化がありました。
その言葉は…
「これ」
です。
「これ」とはまだ上手に言えなくて「こり」になりますが、母親の私には意味が通じます。
息子を育てていて「これ」という言葉はすごく万能であることが分かりました。発音しにくいものや名前を知らないものでも、「これ」と言えば意味が通じる。考えたらすごいことですよね。
息子はこの万能ワードを覚えたことによって、自分が知っている単語と組み合わせていろんなパターンでおしゃべりできるようになりました。
「こり おいしい」
「こり なあに」
「こり ないない」etc.
今では一日に何度も2語文を聞くようになりました。
ほかには、私が桃を剥き終わったときに「もも できた!」と言ったり、寝室で寝たいときに「あっち、ねんね」と言ったりします。
「もも できた」については、桃という言葉を既に知っているから「これ できた」にはなりません。
「あっち ねんね」については、寝室という言葉を知らないから、あっちという指示語を使っているのだと思います。
指示語を覚えることが、2語文への近道になるかもしれません。
指示語の教え方
私は、ものの名前を聞かれたときに、名詞だけで答えないようにしていました。「なあに」と聞かれたとき、例えば「にんじん」と答えるのではなく「これは、にんじん(だよ)」、遠い場所にあるときは「あれは、にんじん(だよ)」と言っていました。一日に何度も何度も聞かれると、ついつい「に ん じ ん。にんじんだよ」と簡単に済ませたくなりますが、そこをぐーっとこらえて「これはー、にんじん」と言っていました。母親業は忍耐ですよね。。。でも頑張りがむくわれてよかったです。
この前、2種類のアイスを一緒に食べようとしたときに息子にこんなことを言われました。
「こりはー、ママ。こりはー、○○(自分の名前)」
どのアイスを誰が食べるか、息子に決められました!
これまでの言葉の発達(メモ)
1歳1ヶ月の終わり頃:「ママ」と言えるようになる1歳7ヶ月なりたて:20語程度
1歳9ヶ月の終わり頃:初めての2語文(?)
1歳10ヶ月前半:80語程度
1歳11ヶ月:2語文が増える