君の手を離す日

いつかくるその日まで、子育てを頑張って楽しむブログ。

【幼稚園】登園しぶりで一日休ませてみた

登園しぶりが日に日にひどくなる息子。
幼稚園から帰ってきてからも、ふと思い出したように「明日幼稚園行きたくない」と泣き、そのたびになだめていました。私も息子も、もう限界に近づいていたように思います。

お互いのストレスが最高潮に達してしまったのが、5/31の木曜日でした。
(ブログは朝予約投稿しているので実際の日付とタイムラグがあります)

「幼稚園お休みにして! 先生にお手紙書いて! 今日だけ休みたい! 明日から幼稚園行くから! お願いーーーー!!!!」と泣く息子。必死になだめていると、時間だけがすぎていきます。

家を出るはずの時間を10分すぎてしまい、私も焦って必死になっていたとき……息子が「ぼくはもうここから出ない」と言って寝室に閉じこもってしまいました。「夜までずっとここにいる、寝ている」と言ってふとんをかぶって離しません。

その様子を見ていると、もうすべてがどうでもよくなってしまって。気力の糸がぷっつんと切れた私は、幼稚園に行かせるという努力を放棄。そして、お休みの連絡をしてしまいました。

うちの幼稚園は、スマホの連絡フォームからお休み届けができます。休ませる理由を書く欄に、なんて書こうか迷いました。体調不良にしようかと悩んだんですけど、正直に「登園しぶりがひどいので一日休ませて様子を見たい」と書きました。


「今日は幼稚園お休みにしたから」と言うと、息子はほっとした顔をして、寝室から出てきました。もう泣いていません。安心した様子で、私に甘えてきました。

元気が出たら食欲が戻ったのか、朝ご飯のパンをもう一個食べると言って、食べました。息子なりにバツが悪いのか、「これ片づけるね」などと言って、お皿を率先して片づけたりしました。

テーブルを片づけたあと、「これから、どうしたらいいのか」という不安に襲われました。本人は「明日は行く」と言っていますが、本当に行ってくれるかはわかりません。先が見えません。


でもまず考えなければいけないのは、未来のことではなく、今どうするかです。とりあえず今日は一日空いたので、息子とどう過ごしたらいいのか悩みました。

それで、「本当なら幼稚園にいるはずの時間だから、14時までは家から出ないし、好きなテレビも見ちゃだめ。おやつも食べたらだめ」ということにしました。私はできるだけ相手をしないようにして、家事を優先しました。

この方法がいいのかどうかはわかりませんが、幼稚園より家にいたほうがいいと思われたら困るので、そうしました。

14時からはおやつも解禁して、一緒にたっぷり遊びました。いつもなら降園後に4回ほど「明日の幼稚園行きたくない」という話題が出るのですが、その日は寝る前に一度出ただけでした。


担任の先生から電話

休んだ日の15時頃、担任の先生から電話がありました。休んだことを心配して、電話をくださったようです。

息子の園での様子ですが、泣くのは最初だけで、落ち着いたら楽しそうに遊んでいるとのこと。〇〇くんと一緒に2階を探検するのが好きで、よく職員室にもお邪魔しているそうです。お買い物ごっこをすると言っては、おままごとのバッグを手にさげて園内をお散歩しているとか。

息子の場合は、幼稚園で何か問題があるわけではなさそうです。お友達とコミュニケーションが取れないとか、先生の指示に従えないとか、そういうこともないそうです。やっぱり、母親と離れたくないだけだと思います。



息子の家での様子を話すと、先生からこんな提案がありました。

「〇〇くんが望むなら、たとえば教室に一緒に入って、朝のお仕度をお母さんがお手伝いされてもいいんですよ。落ち着くまで一緒にいてくださってもいいですし」

私にとって、このアドバイスは目から鱗でした。

なぜなら私としては、「いかに早く、上手に、子供を置いて園を離れるか」しか考えていなかったからです。子供の様子が気になっても、先生に預けたら母親はさっと帰るべきだ、その方が子供も早く園生活に慣れるはずだと思っていました。


私は生真面目なところがあります。「お母さんがたは、子供を預けたらさっと帰りましょう。そのほうが子供も切り替えができます」と全体の保護者会などで言われると、その通りにしなければいけないと考えがちです。過保護な親だと思われたくなくて、どんなに子供が泣いても、さっと帰るべきだと考えていました。

でも先生は、「〇〇くんの気持ちが一番だから、一緒にどうしたらいいか考えていきましょう」とおっしゃってくださいました。先生からも息子に話をしてくれるそうですが、私の方からも、何かやってほしいことがないか聞いてほしいとのことでした。



電話を切ってから、息子とゆっくり話をしてみました。
そうしたらリクエストが出るわ出るわ。

・いつも門のところで別れているけど、教室までついて来てほしい
・朝のお仕度が終わるまで見ていてほしい
・制服をうまく畳めないので、畳んでほしい
・最後は抱っこしてギューしてほしい

……だそうです。


今まで門のところでサッとお別れしていたのに、これらをすべてやってあげるとなると、自立への階段を5歩ぐらい下がることになってしまいます。

子供の甘えをどこまで受容すべきなのか。どこからが過保護になるのか。難しいです。

でも泣いて泣いて休まれるよりは、ちょっとでも行く気になってくれた方がいいと思い、息子の望みをすべてかなえてあげることにしました。


休み明けの登園

6/1(金)、休み明けの朝の登園しぶりは、ほとんどありませんでした。休ませた日の登園しぶり度を100としたら、この日は5ぐらいです。私も驚きました。一日休ませたことと、教室まで付いて行ってあげると約束したことが効いているようです。

園に到着しても、今日は中まで入ってくれると分かっているからか、泣きませんでした。


教室の中まで付いてきている母親は私だけです。ほかの子はみんな一人でお仕度をしています。その中で、私は息子を見守りました。息子はなんだか嬉しそうにお仕度をしていました。「甘いかもしれないけど、今日はこれで良かったんだ」としみじみと思いました。



そして、最後は抱っこしてギューして別れようとしたら………


息子が泣き始めました(笑) 


ああ、やっぱり最後は泣くのね。


私が玄関で靴を履いたら、息子は泣きながら「ぼくも一緒におうちに帰る」と言いました。そして自分の靴をとってきて履こうとしました。最後は先生に抱っこされて「ママー!」と絶叫。最後だけは、やっぱりいつもと同じ感じで終わりました。。。


休ませてみて思ったこと

今回は衝動的に、幼稚園を休ませてみました。そうしたら、

・休み明けの登園しぶりがかなり落ち着いた
・担任の先生に頼ることができた

という結果が得られたので、今回は休ませてみてよかったと感じます。

特に先生に頼ることができたのは良かったです。たとえば幼稚園で何か問題が起こったのでしたら、私は先生に連絡しようと考えます。でも、「母親と離れたくなくて登園拒否」については、母親の私が何とかしないといけない問題だと思っていて、これまで先生に相談しようとは思っていませんでした。

でも先生が電話で「一緒に考えていきましょう」と言ってくださったことで、少し肩の力が抜けました。ああ、先生に頼ってもいいんだなと、そう思いました。


朝のお支度に付き添うことになったことで、目指す母子分離からは後退しました。すごろくに例えると、無理してマスを進んでいたら、「ふりだしに戻る」のコマに止まってしまったような感じです。でも今度は息子のペースに合わせて、もう一度進んでいきたいと思います。


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