我が家には、シンプルに「棒」と呼ばれているアイテムがあります。それがこれ。
スマホと比べると、かなり長いことがお分かりいただけるかと思います。この棒が、毎日大活躍しているんです。
何に使われているかというと……
「隙間に入ったおもちゃを取るため」です。
息子は1歳児らしく破天荒に部屋の中で遊んでいるので、足付きのソファやテレビ台の下に、ボールやおもちゃが潜り込むことがよくあります。そんなときはこの棒の出番。すーっとすべらせるだけで、かわいそうなおもちゃたちを救出することができます。
救出対象のおもちゃのうち、一番緊急性が高いのがプラレールです。
息子はプラレールのスイッチを入れた後、レールの上でなく床に走らせることがあるんです。「あーっ!」という私の悲鳴をよそに、車両は吸い込まれるようにテレビ台の下にもぐりこみ、そして……壁にぶつかります。
それから私が救出するまで、プラレールはヴヴヴヴヴヴヴ…!!!と音を鳴らし続けます。セミを捕まえたときの悲鳴音に似ていて、すごーくうるさいです。
「棒もってきて!」と言うと、息子は心得たもので、さっと持ってきてくれます。私は床にはいつくばって、必死に棒を動かすのでした。
この棒はもともと、こどもチャレンジbabyの特別号に付いてきたプレイマットの一部でした。
(ベネッセ公式サイトより)
会員さんだと見覚えのある方もいらっしゃるかも。
プレイマットやパペットは汚れてしまったので処分しましたが、「虹のポール」だけは役に立つので取っておきました。
虹のポールというかわいらしい名前はいつしかすたれ、「棒」と呼ばれるようになりました。
これを処分できるようになるのはいつの日か。
その日まで私は棒を片手にがんばります!