前回はぐるぐるした記事を書いてしまってすみません。なんでも自分でやりたがったり、変なこだわりを貫きたがったりする息子に、いっぱいいっぱいでした。
でもそれも見方を変えれば、成長の証。自立心が芽生えている証拠なんですよね。
そういえば最近すごく言葉が増えました。一日一日、心身ともに大きくなっているのだと思います。
今日は初心に返るためにも、最近の息子の言葉の発達について書きたいと思います。
三語文が出てきた
2歳0ヶ月の一ヶ月間で、三語文がどんどん出てくるようになりました。「また こーき(飛行機) 来た!」
「いっぱい 電車 あった」
「おっきい 電車 来た」
「きょう、電車、乗った」
「〇〇(自分の名前)も そと 行く」
「〇〇(自分の名前)、これ、だーいすき」
「あか ヨーグルト のむ」
R-1ヨーグルトを欲しがったときの言葉です。「あか ヨーグルト」というときもあるし、「赤い ヨーグルト」と正しく言うときもあります。
「まだ お風呂 入る」
私が「お風呂出ようか」と言ったときに、息子に言われた言葉です。厳密にいうと「まだお風呂に入っていたい」とか「まだお風呂から出たくない」と言うべきところですが、意味は通じます。
あとは、今まで一語でしゃべっていた言葉も、二語文でしゃべってくれるようになりました。
例)「あっち」→「あっち、行く」
「できた」→「あわん(ごはん)、できた!」
これだけしゃべれるようになると、会話がちょっと成り立ちます。私が話しかけると「うん。うん。」と相づちを打ってくれるのもかわいいです。
言葉の誤用
「食べる」と「飲む」「飲む」の使い方をたまに間違えます。「〇〇(息子の名前)、バナナ、のむ」と言ったりします。ただしいつも間違えるわけではなく、食べるを使うときもあります。
息子の様子を見て、私が中国語を勉強していたときのことを思い出しました。中国語では、何かを食べておいしいというときは「好吃(ハオチー)」、飲んでおいしいというときは「好喝(ハオフー)」を使います。私はこの使い分けをたまに間違えていました。「ええっとこのときはどっちを使うんだっけ」と混乱することがありました。
初級日本語学習者である息子も、食べると飲むの使い分けを難しく感じているのかもと思いました。
「乗る」と「降りる」
ベビーカーやカートに乗りたいとき、「降りる」と言われます。乗り降りする行為はすべて「降りる」で済まされてしまい、「乗る」という言葉を息子から聞いたことがありません。そのたびに訂正していますが、なかなか直らないんですよね。息子の中で乗り降りは同じ概念になっているのかもしれません。
「…たい」の使い方
何かをしたいとき、「…たい」と言うようになりました。「たい」の前に来る動詞はありません。「たい」だけです。例えば、未開封の封筒やダンボール箱を指して「これ、…たい!(開けたい)」、電車が見たいときに「電車、…たい!」、電気をつけてほしいときに「でんき、…たい!」など。対応する動詞が分からなくても自分の意志が伝えられるので便利です。
一方、動詞を知っている場合は、「…たい」を使わずに表現しています。例えば、絵本を持って来て「これ、読む」、バナナを持って来て「これ、食べる」など。
「これ(が)読みたい」「これ(が)食べたい」などのように、きちんとした文で表現できるようになるのはまだ先になりそうです。
まとめ
日に日におしゃべりが上手になっている息子。うまく発音できなくても、一生懸命伝えようとしてくれるのがかわいいです。赤ちゃんのときは、泣くばかりの息子を前に「何を求めているのか喋ってくれたらいいのになあ」と感じていたことを思い出しました。あの頃から比べると、息子もずいぶん大きくなりました。私も弱音を吐いていちゃだめですね。
そんなことを思いながら今日スーパーに行ったら、息子からついに禁断の言葉を聞いてしまいました。
アンパンマンのジュースを手に持った息子が一言。
「これ、買う」
今後スーパーに行くのがますます大変になりそうです~!