一歳3ヶ月を迎えたころ、息子のお絵かき用にシュトックマーの蜜ろうクレヨンを買いました。
蜜ろうクレヨンにはスティックタイプ(普通のクレヨンの形)とブロックタイプがあります。息子が使いやすそうなブロックタイプにしました。
1歳3ヶ月〜4ヶ月の2ヶ月間、このクレヨンを使ってみた感想を書いていきたいと思います。
クレヨンのサイズ&容器
思ったより、小さいです。でもこのサイズ、あとで分かったのですが、すごくいいです。持ち運びに便利なので、帰省やお出かけ先に持っていきやすいです。
缶を開けたところ。基本色セットです。
缶入りという点、すごくおすすめです! というのは、息子が一人で開けられないからです。勝手に箱を開けられて、いつの間にか壁に落書きされていたということもありません。
缶だと、蓋を閉めれば密封されます。紙箱のクレヨンみたいに、斜めにした瞬間に箱の隙間からクレヨンがバラバラと落ちる心配もありません。
2ヶ月使うとどうなるか
四角い宝石みたいなこのクレヨン。2ヶ月使ってみた結果が…
こちら!!
きたなっ!(笑)
正直に言うと、2ヶ月と言わず、3日目ぐらいからけっこう汚くなりました。クレヨンの色が缶の底について、それがまたクレヨンに移っちゃうみたいです。
さらに、ふたも外れました。
息子がふたをいろんな方向にぐいぐい押すんで、外れちゃいました。
これでもきちんと閉まるんで、ま、いっか。
黒は、かじられました。
慌てて口を開けさせると、前歯が黒くなってました。。。
蜜ろうクレヨンは口に入れても安全な素材でできています。ちょっと高めだけど、無害なクレヨンを買っておいて良かったと思いました。
机についたクレヨンは、おしりふきで強めにゴシゴシすれば落ちました。
発色の美しさ
クレヨンの実物は重ための色ですが、紙に乗せると意外と明るい色が出ます。難しいことはよく分かりませんが、ゲーテの色彩論に基づいた色構成なのだそうです。
ただし、黄色は薄いです。もうちょっと濃いといいなあ。
それ以外の色だと、息子が書いてもきれいに色が出ます。
ブロックタイプの描きやすさ
ブロックタイプ、とても持ちやすそうです。購入するとき、下のようなスティックタイプにしようかずいぶん迷いました。
でも、うちの息子にはまだスティックタイプは早いなと思って。
支援センターなどで描かせたとき、クレヨンを上下逆に持つことが多いのです。画用紙に巻紙を擦りつけるだけで色がつきません。私がクレヨンを正しい位置にしようとすると、邪魔をするなと怒り出すんですよね。こっちで描こうね、と言っても分かってもらえなくて困ります。
ブロックタイプのクレヨンだと、上下左右どんなふうに持っても色がつくので、母子ともにストレスがありません(笑)
もちろん、ふつうのクレヨンでちゃんと描けるお子さんであれば、わざわざブロックタイプにする必要はないと思います。
ちなみに、お片づけはちょっと息子には難しいです。
缶の幅にあまり遊びがないので、息子だと綺麗にしまうことができません。「お片づけしようね」と言うと、上の写真のようになります。積み重ねたものを、私がきれいに直しています。
ふつうのクレヨンだと、どこに何色をしまうか、指示がついていることがありますよね。この缶には、そういう指示が入っていません。だからクレヨンをしまう位置は適当です。
まとめ
良い点
・ブロックなので持ちやすく、描きやすい・上下左右、どんな形で持っても色が付く
・クレヨンの紙をはがす手間がない
・缶なので子供が開けられないし、しっかり閉まる
・サイズが小さくて持ち運びしやすい
惜しい点
・鉛筆の持ち方ではないので、いずれステップアップする必要がある・色数が少ない(24色入りを買えば解決)
・子供がクレヨンをしまうのは難しい
惜しい点を挙げてはみたものの、ほんのちょっとです。
うちの息子は支援センターでスティックタイプのクレヨンがうまく扱えなくて、「もういい!!」とばかりに早々にお絵かきを切り上げていました。でも家でブロックタイプを買ってあげると、楽しそうに使っています。ストレスなく、描く楽しさを教えてあげられるという点で、このクレヨンはとても良かったです♪
※2016年6月追記
その後スティックタイプにステップアップしたのですが……スティックタイプの16色クレヨンはおすすめしづらいです。以下で記事にしています。
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