1歳6ヶ月の息子はどんどん新しい言葉を覚えていきます。そのつど携帯にメモするようにしていますが、いつかメモが追いつかなくなるくらい、言葉が増えていくんでしょうね。
最近覚えた言葉の中で特に興味深かったのが、「かっこいい」です。まだ綺麗に発音はできないので、「かっくい〜」です。
いままで覚えた言葉は名詞が主でした。「でんしゃ」とか、「バナナ」とか、ものの名前を表す言葉です。でもここにきて、形容詞が出てきました。「おいしい(おいちー)」に続き2つめです。形容詞が出てくると、本人の感情が分かって面白いです。
最初に使い始めたのは、電車に対してでした。電車のDVDを見ながら、「かっくい〜」と。
はじめ聞き間違いかと思いましたが、それから電車のおもちゃで遊んだときにも言いだしました。電車の絵本を開いたときは、「でんしゃ!でんしゃ! でんしゃ!」と指差し、たまに「かっくい〜」と言います。
まだ絵本に出てくるパトカーとか消防車については言ったことがありません。息子は車より電車派なのかな?
ここまでは普通ですが、以下は大人なら「かっこいい」とは言わないエピソードです。
・引き出しを開けながら、「かっくい〜」と言った
息子は0歳児のころからやたら引き出しを開けたがりました。そのたびにダメ!と言っていましたが、息子は引き出しがすーっと開く動作を「かっこいい」と思ってやっていたことが、1歳半になって判明しました。
・散歩しているとき、小さい段差を上って「かっくい〜」と言った
階段とか段差を見つけたら上らずにはいられない息子。段差を上ることを「かっこいい」と思っているようです。それなら、駅の階段上り下りも頑張って付き合ってあげようと思いました。
・ハイチェアに座ったままテーブルに足をかけ、「かっくい〜」と言った
0歳のとき、息子はハイチェアの上によく立ち上がろうとしていました。最近落ち着きましたが、その代わりにハイチェアに座ったままテーブルに足を乗せようとするようになりました。短い足をかけて、こっちを見て「かっくい〜」って言います。
お行儀が悪い行為なので0歳の頃からいつも叱っていましたが、「なんだ、本人はこれがかっこいいと思ってやっていたのか」と分かりました。だからと言ってやめさせないわけにはいかないんですけどね。
Toggled vest: baby GAP(80)
Long-sleeved tee: MIKIHOUSE(80)
Denim: H&M(70)
Shoes: IFME
@たまプラーザテラス
こうして言葉で自分の気持ちを表してくれるようになると、息子の気持ちに寄り沿いやすいです。言葉が増えることで、まだぼやんとしかわからない息子の気持ちがちょっとずつ分かってくる気がします。
大人の私は言葉が流暢に使えるけど、最近出し惜しみしてないかな?っていう気分になりました。
夫に対して、親に対して、友人に対して、私も自分の感情をきちんと言葉にして伝えようと思いました。
んーまいっ。
(息子が言う「おしまい」)