幼稚園生活が始まりました。
あんなに母子分離苦手だった息子ですが、スムーズな滑り出しです。離れるときにちょっとだけ寂しそうな顔をするぐらいで、園でも泣いていないそうです。
息子は、プレのおかげで幼稚園の建物や先生に慣れています。それに、私もくどいくらいに幼稚園とはどういうところか説明しました。毎朝別れるときには「〇時に迎えに来るね」と伝えています。それが良かったのかな。私もほっとしています。
ただし息子は、事前説明がない突発的な事態には弱いので、これからもそこは目を配っていきたいと思います。
たとえば身体測定がある日はあらかじめ説明しておかないと、園で洋服を脱いで裸になるのを嫌がりそうです。そして避難訓練がある日も言っておかないと、いつもと違う流れに戸惑いそうです。園からもらったお便りをよく確認して、前もって息子に言っておくつもりです。
園で教育をしてくれるのが嬉しい
昨日、家でトイレに行ったあと、息子がいつもより念入りに手を洗っていました。そして「ばいきんがいっぱいついているから、トイレに行った後は、丁寧に手を洗いましょうね」と私に向かって教えるように言いました。その口調が先生っぽかったので聞いてみたら、幼稚園で習ったと言っていました。絵本なのかエプロンシアターなのかはわかりませんが、みんなに向けてそういう話があったそうです。
幼稚園でもこうして教育をしてくれるんだと思うと、すーっと気持ちが楽になりました。
息子の教育やしつけについて、いままでは私が100%責任を負っていました。夫は忙しいし、育児は私に任せきりです。世の中のことは自分がすべて教えていかないといけない、一人でできるように育てないといけないと思っていたのに、これからは、幼稚園でも教育をしてくれる。これはすごく嬉しいです。私一人で教えていると、どうしても漏れや不完全な部分が出てきます。
トイレに行ったあと手を洗うことは私も教えていたし、習慣づけてはいましたが……幼稚園の先生から話があったあとは、息子もより丁寧に手を洗うようになりました。
もちろん家庭での教育が原則なので、すべて園に任せきりにするつもりはありません。それでも、心理的負担が少し減ったような気がします。幼稚園入園を機に「自分一人での子育て」でなくなったことが嬉しいです。
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帰ったら息子の幼稚園ごっこに付き合います。息子が先生、私が園児役です。
「おともだちがみんな来たので、ドアを閉めまーす。朝のあいさつをしましょう。みなさん、おはようございます」
こんなふうに幼稚園で生活しているのかなと思うと、おもしろいです(^^)