冬休みが明けたくらいから、息子に「文字を書きたい」という気持ちが芽生えてきました。
道を歩いているとき、文字が書かれた看板を見つけると、息子がこう言うようになりました。
「ねえ、ぼく、カタカナと漢字の二って書けるよ。こうでしょ?」
そう言って、空中に指で二を書いてくれました。ある日はそれがひらがなの「い」で、またある日はカタカナの「ス」でした。
また、家にあるホワイトボードに、文字を書くことが増えてきました。
「あしたは おやつは 2こです」
息子の主張を書いています。
「99にんの かべべ 100まーえん」
「99人の壁」というクイズ番組を親子で一緒に見たあと、書きたくなったようです。クイズに正解すると100万円がもらえる番組です。
「べ」がうまくいかなくて書き直ししたため、「かべべ」になっています。また、100万円が、100まーえんになっています。
子供に文字の練習をさせるテキストとしてはふさわしくないですが(笑)、自分が書きたいと思ったものを書いたほうが上達が早そうなので、好きにさせています。
すべての文字をそらで覚えているわけではないので、ホワイトボードに貼ったひらがな表(書き順付き)を見ながら書いています。
そして、男子でもお手紙ブームはやってきています。息子は園のお友達に一生懸命お手紙を書いています。折り紙の裏にメッセージを書いて、シールを貼って、渡しています。
文字の習得の順番
子供を産む前の私は、文字の習得はこんなふうに進むと思っていました。ひらがなを読む
↓
ひらがなを書く
↓
カタカナを読む
↓
カタカナを書く
↓
漢字の読み書きに進む
息子の場合は、「文字を読む」ということについては早くからやっていましたが、なかなか「書き」には進みませんでした。それで、こんな順番になりました。
ひらがなを読む
↓
カタカナを読む
↓
身のまわりの漢字を読む
↓
ここまできて、やっと、「文字を書く」ブーム
夏休みに買ったひらがなの練習ワークは、当時まったくやってくれませんでした。そのときはまだ息子の方で「書く」準備ができていなかったんだろうなあ。
やっと文字ブームがきた今、買っておいたひらがなワークをやらせるかどうか迷いましたが、やめておきました。文字を書くことが楽しい、という気持ちをつぶしてしまうといけないので。。。
なので今後は、息子が書きたい文章を書くことで、文字の練習をしたいと思います。
【年少 4歳4ヶ月】