10月某日、就学児健診に行ってきました。
就学時健診とは、進学予定の小学校で行われる健康診断のことです。
来年息子と同学年になるお子さんやお母さんたちと、初めて顔を合わせました。
基本的に、受付を済ませたら親と別れ、子供たちだけで行動します。
息子は初めての場所や、見通しがつかないイベントなどを不安に思う性質があるので、お友達親子と誘い合わせて一緒に行きました。これが、大正解でした。
とにかく健診が長かったんですよ…。

一人ひとりの健診にかかる時間はほんのちょっとですが、たくさんの子供たちがいるので、待ち時間が長くなります。
子供たちだけで列を作って、廊下に座って待っている際、隣にお友達がいるのはとても心強かったようです。楽しく話したり遊んだりしながら待てたようで、私と合流したときも笑顔でした。
健診の内容
視力や聴力などの健診のほか、知能検査もありました。でもこれはIQを測るものではありません。年長の子ならほぼ間違わずに答えられる内容です。息子によると、2つの場面の絵を見せられて「悪いのはどちら?」と聞かれたりしたそうです。おそらく一方は反社会的な行動をしている絵(例:ごみを床に捨てている)だったんじゃないかと。
あと、全員、鉛筆で自分の名前を書いてみてと言われたそうです。幼稚園年長のこの時期だと、自分の名前を書けるようになっている子が多いですが、書けなくても問題ないはずです。カリキュラム上、ひらがなは小学校1年生で習うことになっています。そのため、名前が書けるかどうかを健診でチェックされたことが不思議でした。
ママ友たちの雑談では、「入学時点で字が書ける子と、書けない子を、バランスよくクラス分けしたいからじゃないか」という結論になりました。あくまで推測なので、本当のところは分かりません。
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幼稚園なら、どこに何があるか、どんな先生がいるか、すべて把握していますが、小学校は未知の領域です。校舎は幼稚園と比べて広くて、トイレの場所すら人に聞かないと分かりません。
あと、幼稚園はエプロン姿の女性の先生ばかりだったので、スーツを着た男性教諭がたくさんいらっしゃることに驚きました。女性の先生方もパリッとした格好をしていらっしゃいました。パンツスタイルじゃなくてスカートです。足元は靴下じゃなくてストッキングです。自分の小さいころを思い返しましたが、そうでした、小学校はそういうところでした。まだ幼稚園の感覚が抜けなくて、雰囲気の違いにおののいてしまいます。
入学まであと4ヶ月。少しずつ心の準備をしていきたいです。