私はレゴが好きなので、息子もレゴが好きになってくれるといいなと思っていました。
でも息子はレゴよりマイクラ派のようです。
息子はレゴだと、作り方通りに作ることを好みました。できあがったものでごっこ遊びをするのも好きです。自由に創造を楽しむことはほとんどありませんでした。
創造力がないのかなと思っていましたが、デジタルの世界であるマイクラでは、好きなものを作っています。レゴで自由に作品を作れない息子でも、マイクラなら大丈夫でした。

もっと自由に作品作りを楽しんでほしいのに……
そんなお子さんには、マイクラはいかがでしょうか。
今回の記事では、レゴとマイクラを比較して、マイクラのいいところを紹介したいと思います。
(誤解のないように言っておくと、私はレゴもマイクラも大好きです)
お金がかからない
レゴだと、自由に作品を作るには、ある程度の量が必要です。
「あー、この色のこのパーツがもっと欲しい」と思うことがたくさんあります。
一方、iPad版のマイクラは840円。それですべてが完結します。
これは息子のワールド。建築物は全部スバルが作りました。
真ん中にあるのは滑走路だそうです。同じものをレゴで作ろうとすると、大量のブロックが必要になります。
どんなものでも真似して作れる
たとえばレゴの神と呼ばれる三井さんのYouTubeを見て、同じものを作ろうとしても……
で終わってしまうんです。テクニックを学ぶことはできますが、子供に「同じものを作って」と言われても作れない。
でもマイクラならパーツ不足に悩むことなく、動画で紹介されていたものと同じものを作れます。
収納に場所を取らない
我が家のレゴコーナーはこんな感じです。仕分けがとっても大変です。でも仕分けておかないと、作りたいときにパーツを探せません。でもマイクラならiPadで完結するので、部屋が散らかりません。パーツの仕分けも必要ありません。

パーツの種類が少なくて作りやすい
レゴには特殊パーツがいろいろあります。パーツの種類が多すぎて、息子は「こんなときはあのパーツを使えばいい」と思い至りません。でもマイクラは基本、四角いブロックです。四辺と天井を囲うだけで大きな家が簡単にできます。使いたいパーツも、検索ですぐに探せます。
複雑なことができる
ホッパーや発射装置、レッドストーン回路を利用することで、複雑なこともできるようになります。たとえばこれ。息子が作ったスーパーです。
レジはここだそうです。
看板に「お金」「1個で金一個」とあります。私が一つ商品を取って、チェストの中に金の延べ棒を入れると、すぐに金がチェストの中から消えました! 不思議に思って、スバルに聞いてみました。

と言って、仕組みを見せてくれました。

一回お金を払ったら、お客さんが取り返せないように
マイクラではこんなふうに、デジタルな仕掛けができます。
あとは感圧板と粘着ピストンを使った「絶対に入れない家」や、「ボタンを押すとTNTが出現して、空高く飛ばされる装置」なども作っています。
おわりに
レゴで自由に遊んでくれないからといって、創造力がないと決めつけるのはまだ早いです。息子はマイクラのほうが合っていたようで、自由に作品作りを楽しんでいます。「デュプロからレゴに移行したけど、パーツが多すぎて使いこなせない」
「レゴを買ったのに、セット以外のものを作らない」
「ブロックが足りなくて、好きなものを作れない」
なんて場合は、デジタルの世界に入ってみるのもいいかもしれません。
もちろんレゴも楽しいんですけどね!