本日は2月1日です。
2月1日というのは、東京都の私立中学の入試日です。(他の日程もありますが、1日に行う学校は多いです)
いまごろは、緊張した面持ちの小6受験生たちが、テスト問題と真剣に向き合っているかもしれません。
私は中学受験の経験がないので、どんなものか知りたいと思い、マンガを買ってみました。
高瀬志帆氏が描いたマンガで、現在3巻まで出ています。
タイトルが「二月の勝者」なのは、中学受験の勝負が二月に決まるからです。
これ、すごく良くておすすめです!
塾の先生が主人公なんですけど、通っている子供や親のストーリーが面白くて、ぐいぐい引き込まれていきます。登場する子すべてを応援しながら読んでいます。
受験をしたことのない親でも情報を得ることができますし、単純に読み物としても面白いです。
中学受験ってどんな世界なのかな、と思った方は読んでみてください~。
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我が家は、子供に中学受験をさせるかについては、まだ結論が出ていません。
私は地方で育ったので、中学受験という概念すら知らず、当たり前のように近所の公立中学に行きました。
でも都会にいれば、いやおうなしに中学受験の熱に巻き込まれていきます。子供はまだ4歳ですが、ママ友の間では「中学受験をさせるかどうか」という話題が既に出ています。
夫は中学受験経験者です。小学生当時大阪にいたため、まわりがみんな塾に行き出すのを見て「ぼくも行きたい」と言ったそうです。小4から浜学園という塾に通っていたと聞きました。「常在戦場」と書かれた黄色いハチマキをつけて勉強していたとか(!)
ただし夫の中学受験は失敗し、公立中学に行くことになりました。
でも夫に言わせると、「中学受験はいい経験になった」のだそうです。「結局落ちてしまったけど、小学生のあの時期、必死で頑張ったのはその後の力になった」のだそうです。
うちの息子はまだ4歳ですが、今後どうなるんだろう。
私は息子に、レジリエンスの高い子(何か困難にあたってもしなやかに回復し、問題を乗り越えていく子)になってほしいと願っています。でも今の息子は、どちらかと言うと弱い子です。
中学受験をさせて競争環境に身をおくことで、心を鍛えることができるかもしれません。最後まであきらめずにやりぬく力が身に着くかもしれません。でも逆に、プレッシャーに負けてポッキリ折れてしまう可能性も捨てきれず。。。
まだまだ先の話なので、いま結論は出さず、その時がきたら本人の気持ちを聞いてみるつもりです。それまでは家庭でできる知育に取り組んでいきたいと思います。