息子が小さい頃は、3時間ごとの授乳や夜泣きに付き合ってきました。ハイハイを始めるようになってからは、ますます目が離せなくなりました。そして、いまだ続くイヤイヤ期に手を焼きながら、1日24時間子供と一緒に生活しています。
でも最近、息子に対して注いできた愛情が少しずつ私に返って来るようになりました。息子が、甘い言葉をかけてくれるようになったんです。
今日は、母親の私がキュンとした息子の言葉を紹介したいと思います。最初に断っておくと、親ばか全開の記事です。すみません。
その1
外を一緒に歩いていたら、「抱っこして」と言われました。家を出てまだ5分ぐらいしかたってないので、疲れてはいないはずです。ひとまず息子の要求を聞き、抱き上げてしばらく歩きました。でもさすがに疲れてきたので、「もう歩けるよね? 下ろしてもいい?」と聞いてみたら、こう言われました。
「おりたらー、ころんじゃうからー、ママ抱っこしてて♪」
(し、仕方ないな…)
もうちょっと抱っこしてあげることにしました。
その2
夫が息子を見ていてくれると言うので、私は日ごろの疲れをいやしにマッサージに行くことにしました。「ママはマッサージに行ってくるから、お留守番しててね」と息子に言うと、こう言われました。「さびしいの! ママがマッサージに行ったらー、さびしいの!!」
(うっ……)
「ママと一緒に、いたいの!!!」
夫は「毎日ママと一緒にいるのに、まだ一緒にいたいのー?」と呆れていました。マッサージに行くのはやめました。。。
その3
寝かしつけのとき、ふと言われた言葉。「ママが好きなの。ずーーーーーーっと、好きなの。」
照れます。
その4
これも寝かしつけのときに言われた言葉。「ママのことやー、たからもの。」
息子が私にとっては宝物。
こういう言葉を聞くと、子育てでやさぐれた部分が、一瞬にして浄化されます。
夫は「ママのどこがいいの」と不思議そうです。私自身も、なぜ私のことがそんなに好きなんだろうと不思議です。
私は理想の母親ではないし、感情的に怒ってしまうことだってあります。息子がこぼしたものを拭きながら、ああ一人になりたいと思ってしまうこともあります。それでも息子は「ママ、ママ」と言って寄ってきてくれます。寝かしつけのときはいつも、小さい手で私の手を握ってきます。
子育てでは「子供の自己肯定感を育てましょう」とよく言われますよね。でも子供が大きくなるにつれ、親の自己肯定感も育つような気がします。不完全で欠点があっても、息子が好きなのは私なんです。自分を無条件に受け入れてくれる存在がいるのは、とても幸せなことです。
一緒にいる時間が長い分、息子は私の方により懐いています。夫は「そんなにママのことが好きなんだね」とうらやましそうです。
でも、試しに夫が「ママの名前は何?」と聞いたら、息子はこう答えていました。
「わたし」
そういえば自分の名前を教えてなかったー
名前も知らないのに、好きでいてくれるってすごいですねえ。
今夜もブログを書き終わったら、息子の寝顔を見て、布団をかけ直して、隣で眠りたいと思います。