2014年9月、神奈川県大和市南林間にある「愛育病院」にて出産しました。ここは無痛分娩に力を入れている病院で、80%の人が無痛分娩を選んでいます。
この病院での出産を検討している方向けに、妊婦検診の流れや出産体験、入院中の食事などのレポを残しておこうと思います。クチコミの一つとして参考にしていただければと思います。
★出産レポのもくじ
【愛育病院(南林間)出産レポ01】妊婦検診の内容(本記事)
【愛育病院(南林間)出産レポ02】計画無痛分娩のはずが。。。
【愛育病院(南林間)出産レポ03】長い夜のはじまり
【愛育病院(南林間)出産レポ04】無痛分娩の麻酔を打つとどうなる?
【愛育病院(南林間)出産レポ05】産後もこんなに痛いなんて知らなかった!
【愛育病院(南林間)出産レポ06】入院中の食事は豪華でおいしい!
【愛育病院(南林間)出産レポ07】入院生活を振り返って
今回は主に検診内容についてです〜。2014年の話なので、今は違っているところがあるかもしれません。ご了承ください。
愛育病院
産院は、小田急江の島線 南林間駅から徒歩5分ぐらいのところにあります。お城みたいな外観です(笑)
院内はとてもきれいです。
写真は、階段が印象的なロビー。(もちろんエスカレーター・エレベーターもあり)
受付・診察室は2Fにあります。処置室や新生児室は3F、病室は4Fでした。
椅子も、病院によくある青っぽいビニールの椅子ではなく、花柄のふかふかソファです(笑)
大きなお腹でも座るのが楽でした。私は平日に通っていたからか、座る場所がなくて立ちっぱなしということはありませんでした。
夫も「ここなら通うのが楽しいね」と言っていました。助産師さんも先生方もいつも優しく、検診が待ち遠しかったです。
病院が自分に合うかどうかというのは、10か月通う上で重要なポイントになってくると思います。
検診の予約
初診で診察券を作ったら、あとはネットから診察予約できます。便利!月〜土の8:30〜11:30、13:30〜16:00で、30分ごとの予約枠です。土曜日は混雑しますが、平日であれば、予約が取りづらいことはなかったです。前日でも予約が取れました。予約時に希望の先生も指名できます。
病院に入ってから出るまで、早いときは45分ぐらい、遅いときは1時間半ぐらいかかりました。平均にすると1時間ぐらいです。
検診当日、予約していた先生が緊急手術などで外来に出られなくなり、待ち時間が長くなると、院内に放送が流れます。その際は希望すれば空いている先生に変更して診察を受けることができます。
私も、いつもの先生の診察が遅れている時は別の先生に診てもらいました。最終的には4人の先生の診察を経験しましたが、どの先生も丁寧に見てくれましたので、安心できました。
検診当日の流れ
(1)診察券を受付の機械に通し、出てきた予約票を受け取る(2)予約票、診察券、保険証、検診補助チケット、母子手帳などを受付に提出する
(3)番号が書かれたポケットベルをもらう
(4)診察待ちの間に、尿検査、血圧、体重の測定を済ませる
(5)ポケットベルが震えて、「シンサツシツ―2」などの表示が出たら、その前で待つ
(6)診察を受ける
(7)お会計
第一回の分娩予約(20週まで)を済ませると、「次回会計」のシステムが使えるようになります。前回の会計を診察待ちの間に済ませて、その日の会計は次回支払うというシステムです。診察が終わったら受付にポケットベルを返して診察券などを受け取るだけで、会計待ちをせずにすぐに帰れます。
検診内容
※人によって初診の受診タイミングが異なりますので、参考程度に。週数 | 検診内容 |
5w | 内診 |
7w | 内診 子宮頸がん検査 |
9w | 内診 ここで出産予定日が決まりました。予定日が決まったら、20週までに第一回分娩予約をします(予約金10万円)。 妊娠初期血液検査 検査項目:血算/血液型/血糖/梅毒/風疹抗体/B型肝炎/トキソプラズマ/HIV/C型肝炎なにか異常があれば、検査後一週間以内に電話があるそうです。ここで血糖値に異常があると、本格的な糖負荷試験を受ける必要があるとのこと。 妊娠初期保健指導 分娩予約方法などについて話を聞きます。ここで「赤ちゃんがやってきた!」というテキストと、エコーファイルをもらえました。これ以降は診察が一か月に一度になります。 |
13w | 内診 |
17w | 経腹エコー 安定期から、内診ではなく経腹エコーになりました。診察が楽になりました〜。 心電図 |
21w | 経腹エコー |
25w | 経腹エコー 妊娠中期血液検査 検査項目:血算/血糖/生化学/不規則性抗体/成人T細胞白血病 妊娠中期保健指導 分娩方法などについて話を聞きます。 |
27w | カラ―ドップラー検査 いつものエコーは数分だけですが、このときは20分ぐらいかけてじっくり見てもらえます。個室受診で、夫の立ち合いが歓迎されている検査です。私も夫に立ち会ってもらいたかったのですが、土曜日のカラードップラー検査は激戦で、全然予約が取れませんでした。ということで、平日に一人で受診しました。 心臓が4つの部屋にちゃんと分かれているかとか、脳の状態などを見ているようです。4Dエコーで赤ちゃんの顔も見せてもらえました! 4Dエコーが見られたのはこの検査だけで、あとの検診は全部2Dエコーでした。 |
29w | 検診 (経腹エコーなし)妊娠後期に入ると検診は週2回になりますが、エコーは月1回となります。エコーがない日の診察は、むくみがないかや逆子かどうかのチェックをして、何か変わりがないか聞いて終わりです。赤ちゃんの成長が分からないのでちょっと不安になります。 もちろん申し出れば見てもらえますが、その際はエコーの料金がかかります。病院によっては、エコーのデータが入ったCDとかUSBなどをもらえるようですが、そういうサービスはありませんでした。 |
31w | 経腹エコー 妊娠30週〜34週の間に、第二回分娩予約をします(予約金15万円)。 |
33w | 検診(経腹エコーなし) 培養検査(おりものの検査なので内診) |
35w | 経腹エコー 妊娠後期血液検査 妊娠後期保健指導 |
36w | NST内診 (ここから毎週内診あり)→入院予定日の決定(その後の診察によっては変更になる可能性あり) 先生と相談しながら入院日を決めました。先生からは、39週あたりがいいのではと言われました。初産だと、入院時期が早すぎたら陣痛促進剤を使っても分娩に2日かかることがあるので、できるだけ予定日に近い方がいいそうです。そこで、もともとの予定日(40w0d)に産むことにしました。入院はその前日です。 |
37w | NST内診 |
38w | NST内診 |
39w | NST内診 |
40w | 予定日 |
この記事を書きながら思い出したことがあります。まだ妊娠初期のころ、珍しく関東に大雪が降った翌日に検診がありました。すべって転ばないように気をつけながら、雪が残る道を慎重に歩いて、検診に向かいました。あの頃の赤ちゃんの大きさはたった2.5センチ、お腹もまったく出ていませんでした。
あれから季節は巡り、また冬がやってこようとしています。この前の冬と違うのは、身長53cmの息子がこの世に存在しているところ。今年は雪が降るかしら。風邪をひかないように、あったかくして過ごさせてあげたいと思います。
次回は、出産レポというか、ドキュメントです〜。