今日は、「3歳前後の子のために専用のカレンダーを用意したら、いいことづくめだった」というお話です。
息子は2歳半ごろから、一日のスケジュールを細かく聞いてくるようになりました。
成長するにつれて、延々と聞いてくることはなくなりましたが、スケジュールに関する質問自体はなくなりませんでした。朝起きたら「今日はなにするの?」、寝るときは「明日はなにするの?」と毎日聞いてきました。
息子が繰り返し同じことを言ったりやったりするときは、ちょうどその事柄に興味関心があり、積極的に学ぼうとしているところ(モンテッソーリで言う「敏感期」)だと思っています。
「月日の流れやスケジュールのことを教えるのに、何かいい方法はないものか…」と考えた結果、息子用のカレンダーを買って予定が目に分かる形にしてみました。
カレンダーを用意しよう
私が買ったカレンダーはこちら。うちにはカレンダーがなかったので買いました。書店にはもう2017年のカレンダーは置いてなかったのでamazonで購入。
【カレンダーを選ぶ際に気を付けたこと】
・大きめのカレンダーである
・月曜始まりのカレンダーである(土日がつながっていた方が教えやすい)
・予定を書き込むスペースがある
・かわいい
以上のことにこだわらなくても、家に余っているカレンダーがあればそれでいいと思います。
カレンダーに予定を書き込もう
カレンダーを用意したら、予定の書き込みです。でもまだ息子は文字が読めません。そこで、シールを活用しました。習い事などで同じ予定のところには同じ色のシールを貼ることにしました。
完成!
毎月ある予定はシールにしました。単発の予定のときにはボールペンで書いています。
このカレンダーには、子供の予定だけを書くようにしました。私だけが知っていればいい予定、たとえばセール開始日とか、書類の提出締切日とかを書くのはやめました。書いてしまうと、息子に説明を求められ、面倒くさいからです(笑) だから家族のカレンダーというよりは、息子用のカレンダーです。
カレンダーを使い始めてよかったこと
運用を始めて1ヶ月が経ちました。この間の変化を整理してみます。明日の予定を自ら見に行くようになった
今までは「明日は何するの?」と聞かれていましたが、今は自主的にカレンダーを見にいくようになりました。シールがあれば予定が分かりますし、何も書いていなければ、「予定なし」ということになります。でも明日が何日かはよくわかっていないので、私が「明日は19日だよ」というように教えてあげています。
時の流れを説明しやすくなった
未来の予定の話になったときに、「どれくらい先の話か」を感覚的に理解させることができるようになりました。いままで先の予定を説明するときは、「ずーっとずーっと先だよ」と言っていたんです。または「100回くらい寝たら」と説明していました。100の概念がまだわかっていない息子には、うまく伝わりませんよね。
でもカレンダーの運用をはじめてしばらく経つと、一日が一つのマスなんだと分かってくれたので、説明しやすくなりました。
たとえば、先日「こどもちゃれんじEnglish」のDVDを見ていた息子が、こう言いました。「11月号でタブレットが届くんだって! 11月って、いつ?」
こういうときはカレンダーの出番でございます。一緒にカレンダーのところまで行き、ひと月ひと月めくっていきます。11月はここだよ、と示すと、11月がだいぶ先であることが理解できたようです。宅配便が届くたびに「あ! タブレットが届いたんじゃない?」なんて言われる心配がなくなって、ほっとしました。
数字や曜日の勉強になる
毎日カレンダーに触れることは、数字や曜日の勉強にもなります。「今日は25日だね。どこかな?」と指すと、私にも教えてくれます。
(写真は6月25日に撮ったもの)
ただし息子の数字の認識は、21を11と言ったり、途中の数字が抜けたりして、まだ完璧ではありません。
また、2歳9か月の息子には、まだ曜日を教えていません。カレンダーの日付の色に着目して、青(土曜日)と赤(日曜日)はパパが休み、黒(平日)は仕事、と教えています。
息子はそのルールは理解していて、カレンダーを見ながら「明日はパパお休み?」のように確認してきます。30まで数字が言えるようになったころに、曜日を教えてみようかと思っています。
カレンダーと丸シールを用意するだけなので、お手軽な知育です。我が家はやってみて良かったです♪
★2019年版カレンダーはこちらです。