息子と会話中、都道府県の名前が出てくることがあります。
先日「京都鉄道博物館に行ってきた」という動画を見ていたとき、息子は「ここに行きたい」と言いました。「京都にある鉄道博物館だから、ここからは遠くて行けないよ」と私は答えます。
そうしたら息子は「京都って、どこ」と聞いてきます。こんなときに、さっと場所を示すための日本地図が欲しいと考えました。
まずは市販の地図を検討
最初に検討したのは、市販の日本地図です。どれも県名が漢字で書かれていて、ひらがなが小さいんですよね。息子は漢字が読めないので、ひらがなが主体になっている地図が欲しかったんです。
またどの地図も、県庁所在地とか県のマークとか名産品とか、県の名前以外の情報がたくさん入っています。大きくなってから使うなら、1枚でたくさんの情報が学べる地図のほうがいいのですが、3歳が使う地図ならシンプルに県名だけでいいかと思いました。
唯一こちらの地図はひらがなで書かれていましたが、県の位置とひらがなの位置が離れていて分かりにくいと感じました。
無料プリントを使って、自分で地図を作ってみた
市販の地図に求めている形がなかったので、無料プリントの白地図を使って、3歳用の日本地図を作ることにしました。白地図(都道府県) 無料ダウンロード|ちびむすドリル【小学生】
上記のページの、「白地図(日本地図)・都道府県名なし A3サイズ」を使わせていただきました(ありがとうございます!)。
A4の用紙で2枚分出てくるので、それを貼り合わせてA3サイズにします。のりしろも書かれており、きちんとつながるようにできています。
その白地図に、私が手書きで県名を入れました。ひらがなのみです。
その後ラミネーターを使ってラミネート加工しています。ラミネーターがない方は、100均に売っているA3の硬質ハードケースを使ってもいいかもしれません。
また、ラミネート加工などをせずに紙のまま、行ったことのある県を色塗りしたり、はさみで地図の形を切ったりしても遊べるかと思います。
今はマスキングテープを使って部屋の壁に貼っています。何か会話で都道府県が出てきたときに、位置を参照するようにしています。
先日は地図を見ていた息子から「ほっかいどうって、大きいねー。なんで?」と聞かれて困りました(笑)
そうそう、この地図で一つだけ惜しいところは、北海道と沖縄の位置です。
紙におさまるように、北海道と沖縄の位置が本来とは別のところにきています。大人なら正しい日本の形が頭に入っているので問題ないのですが、3歳だとこのまま覚えてしまうおそれがあります。折に触れて、正しい日本地図の形を見せてあげる必要が出てきます。