君の手を離す日

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【幼稚園】自由保育について誤解していたこと

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幼稚園によって、教育方針はさまざまです。一日中子供たちが好きに遊べる自由保育中心の園もあれば、月曜日は英語、火曜日は音楽というようにカリキュラムがびっしり組まれている一斉保育中心の園もあります。

今日は、息子を入園させて初めて分かった自由保育の良さについて語ってみたいと思います。私は自由保育について誤解をしており、入園前と入園後では考え方が変わりました。


私の幼稚園選びについて

最初私が検討した園は、一斉保育中心のお勉強園でした。

・音楽の授業がある
・ネイティブ講師の英語レッスンがある
・字のおけいこがある
・プールでは体育指導の先生を招いて泳ぎ方の練習をさせてくれる
・園の畑で収穫体験もできる

……というスペシャルな園でした。

私としては、一斉保育中心のお勉強園にぜひ通わせたいと考えていました。でも自宅からの遠さがネックになって、最終的には近所の園を選びました。こちらは自由保育中心だけど、一斉保育の時間もあり、バランスがちょうどいい園でした。

お稽古ごとはしませんが、その代わりにいっぱい遊ばせてくれます。でも自由保育だけではなくて、みんなで工作をしたり体操をしたりする一斉保育の時間も一部設けられているという園です。


入園までは自由保育を誤解していた

私は息子が入園するまで、自由保育と一斉保育についてこんなふうに考えていました。

一斉保育の時間では、ちゃんと椅子に座ってお話を聞いたり、先生から言われたことを理解して実行する力が付きます。小学校に上がるまでに身に着けておきたい力です。

では自由保育は……? 

私にとっての自由保育は、「息子が楽しく遊べる時間」という位置づけしかありませんでした。親として自由保育の時間に多くを求めていませんでした。お友達ができて、毎日体を動かして遊べればそれでいいと思っていました。

でも、実際に幼稚園に入ってみると、次のことが分かってきました。

・自由保育の時間に、どれだけ先生が工夫しているか
・自由保育の時間で、どれだけ息子が大切なことを学んでいるか


自由保育の時間に、どれだけ先生が工夫しているか

私は、自由保育の時間に先生がやることって、子供たちと一緒になって遊んだり、お友達同士のトラブル処理をすることだと思っていました。(幼稚園関係の方、すみません!)

でも違うんですよね。先生方は子供たちの間でいま興味があることをよく見ていて、それが学びにつながるように環境を整えてくれます。

たとえば息子(年少)のクラスでは、遊びの時間にみんなでダンスしている子が多いことから、自由保育の時間にダンスコンサートを開いていました。

先生がチケットまで作ってくれました。息子はそのチケットを持って他のクラスに行ったそうです。年少さんだけでなく、年中さんや年長さんのクラスにも行って「〇〇組で今からコンサートをするので来てください!」と、教室にいた子たちにチケットを配ったそうです。

自由保育の時間なので、もちろん参加者もお客さんも、好きで集まった子たちだけです。コンサートは大成功をおさめたと聞きました。

先生は子供の興味を見逃さず、子供たちを成長させるような形で、上手に導いてくれているんだなと感じました。自由保育と言っても、ただ単に自由に遊ばせているだけではないんだなと。


あとは年長さんのクラスの話ですが、自由保育の時間に工作でケーキを作ることが流行ったら、それがケーキ屋さんごっこに発展していました。

息子は自由保育の時間に年長さんのお部屋に行き、ケーキを買って帰ってきました。(以前ちょっとだけブログにも書きました)

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これらは年長さんたちの作品です。

クラスの入り口で画用紙のお金をもらって、それで買ったみたいです。年長さんなので、各ケーキに値付けもしていたそうです。

息子はまだお金の計算ができないので、店員さん役の年長さんが代わりに計算してくれたようです。息子は「残りのお金であとこれも買えますよって(店員さん役に)言われたよ」と言っていました。

「でも全部袋に入らないから、これだけ買って帰ってきたの」と息子。ケーキはレジ袋に入っていました。きっと先生は、お店を開くのに何が必要か年長さんたちに聞いて、レジ袋なども用意したのだと思います。


ほかに聞いた話だと、お寿司やさんごっこが流行ったら、次の日ダンボールで立派なお寿司カウンターができていたこともあったとか。先生たちの力作です。


先生方は子供たちの様子をよく見ていて、どうすれば成長につながる形で遊びをもっと発展させられるか、日々考えて実行してくださっていることが分かりました。


自由保育の時間で、どれだけ息子が大切なことを学んでいるか

大好きなお友達どうしで遊ぶときは、ほぼトラブル知らずだった息子。でも幼稚園だと、仲のいい子だけでなく、顔見知り程度の子どもも、知らない子どもも、同じ建物内で遊びます。息子は自由に遊びながら、人間関係を学んでいます。

先日は息子からこんな話を聞きました。

「5人でレストランごっこをしていたら、ほかの人が入れて入れてーって言ってきたの。本当はいやだったけど、『いいよ』って言った」

仲良しの5人でレストランごっこをしていたら、楽しそうな雰囲気につられて他のお友達も「入れて」と言ってきたそうです。息子は本当は5人のままで遊びたかったけれど、「いいよ」と言ったそうです。こういうシチュエーション、小学校に上がってからもよくありますよね。

「いいよ」と言った結果、お客さんがたくさん来すぎて、レストランはとても忙しくなったそうです(笑)



あとはトラブル対処能力がついてきているなと感じます。

息子は前に他のお友達に叩かれたことがあって、そのときは泣くばかりだったとか。でも今ではなにか叩かれたりしたら、「やめて」とちゃんと言えるようになり、その後先生に「こんなことがあった」と、詳しい状況を交えて報告するようになったそうです。

ずっと親や先生が傍についていられないので、こんなふうに解決する方法を覚えてくれたらと思います。


おわりに

一斉保育で集団生活のスキルが身に着けばいいなと思っていましたが、正直に言うと、自由保育には期待をしていませんでした。楽しく遊んでくれたらそれでいいと思っていました。

でも、自由保育の時間にも、先生は学びにつながる形で子供たちを導いてくれています。息子は遊びながら大切なことをたくさん学んでいます。恥ずかしながら、実際に入園してみないと分かりませんでした。

入園前のお子さんをお持ちのママさんで、私のように誤解されている方がいるかもと思い、記事にしてみました。

もちろん、自由保育の質は、先生の力量にもよるかと思います。一歩間違えばほったらかしになります。うちの幼稚園は先生方が子供を愛し育ててくれる方ばかりなので、遊びが学びにつながっているように思います。