そろタッチではカリキュラムに九九が組み込まれています。
助けになればと、ちびむすドリルさんの九九表を壁に貼りました。
九九の言い方つきで便利です。
この九九の表、2~9の段しか載っていません。
表を見たスバルから、「なんで2の段からなの。1の段はないの?」と聞かれました。
「1×1は?」とスバルに聞くと「1」、「1×3は?」と聞くと3と答えました。「数字が変わらないから、必要ないよね」と言うと、わかってくれました。
スバルからの次の質問はこちら。
「0の段はないの?」
なのでスバルに聞いてみました。


やっぱりそうなるよね、と思ったので、×0の概念を説明しました。
この説明で、食いしん坊なスバルは分かってくれたので、いつかどなたかのお役に立てばいいなと思って、書いておきます~。
説明に使ったのは、息子の大好きなアイス、雪見だいふくです。
食べたあとに使うとより分かりやすいです。
n×0



全部で何個食べられる?




じゃあ、5パックあげたとしたら、
全部で何個食べられる?


はい。
(何もないものを渡すふり)
全部で何個食べられる?

0個?

じゃあ次。
(大きなパックのジェスチャー)
この雪見だいふくには、10個も入っているよ。
これを、スバルに0パックあげるね。
はい。
(何もないものを渡すふり)
全部で何個食べられる?


スバルに0パックあげるね。
はい。
(何もないものを渡すふり)
全部で何個食べられる?


0をかけたらなんでも0だよ
だから表に書かなくてもわかるよ
0×n

全部食べちゃった。
空だよ。
これを1パックスバルにあげるね。
全部で何個食べられる?

0個だよ

0個しか入っていないのでよければ、
好きなだけあげる。
何パック欲しい?

でも空なんでしょ。
100って言ったらくれるの?

100パックあげるよ。
(渡すふり)
全部で何個食べられる?


わかってきたかな。
0に何をかけても0になるんだよ。

現在の九九表
息子はひととおり九九を覚えました(が、ランダムで出すと7×4と8×6は怪しいです)。ついでに11×11や22×22も覚えてもらおうと、我が家のリビングの九九表はこんな感じになっています。賃貸なのでマステで貼っています。
これを覚えた後は、11の段とか、12の段とかを作って覚えてもいいなーと思います。文系の私も覚えていないので、どちらが先にマスターできるか、スバルと競争しながらやってみます。
暗記から入った九九
九九は暗記から入ったので、普段の生活でクイズを出しながら、こういうときに掛け算を使うといいよと教えています。たとえば、オセロをするときに、「全部で何個マスがあると思う? いちいち数えなくても簡単に計算できるよ。盤がタテ8、ヨコ8だから、掛け算してごらん」とか。
「5円のお菓子を8人分買ったらいくらになるかな?」
「山手線は、駅から別の駅まで2分ぐらいだよ。5駅先に行くから、何分ぐらいかかると思う?」など。
息子はクイズ感覚で答えてくれます。
九九を覚えたことで、一気に世界が広がって楽しいようです。
今までだったら、いちいち足し算しなければいけなかったのに、掛け算で簡単に答えが出せる。
頭の中に電卓を手に入れた感じでしょうか。
スバルは「わかった!」と言っては喜んでいます。