年長の息子、公文で漢字を習い始めました。
ちょっとずつ書ける漢字が増えているのが嬉しいようです。
褒めるとすぐ調子に乗って(笑)、ホワイトボードに習った漢字を書いてくれます。
息子が生後一か月ぐらいのとき、泣いている子をあやしながら、「この子は私が母親だと分かっているのだろうか」と思っていました。
「ママ」と初めて呼んでくれたときはとても嬉しかったです。
今やその子が、「母」と漢字で書いてみせるようになったのですから、とても感慨深いです。
でもうちの息子は字が汚いです。
公文のプリントは解答欄の枠も小さく(15mm四方)、不器用な息子は苦労しています。
枠に収まっていないばかりか、出てはいけないところから線がたくさん出ています。
息子もわかってはいるんですが、どうも目測を誤るらしくて…

出ちゃうんだよね~
止まんないんだよね~

難しいね
ちょうどその頃、いつも読ませていただいているブロガーのりんごさんの娘さんが習字を習い始めたという記事を読んで、これだとひらめきました。
半紙一枚を使って大きく書けば、漢字の練習もやりやすいんじゃないかと。
筆で書くと、鉛筆と比べて線が太くなるので、止めるべきところも分かりやすそうだと思いました。
でもうちの息子に習字をやらせたら、すぐに服と腕を墨だらけにすることでしょう。。。
そこで、「水でかんたんお習字セット」を買って試してみることにしました。墨ではなく水を使って書くので汚れず、乾くとまた練習できるという商品です。
実際に息子が試してみたところ、きれいな字ではないものの、きちんと書けました!
どちらの字も、余計なところから線が出ることなく、書けています。
この習字セットはどんなふうに使うのか、5歳の息子でも上手に書けたか、書いていきたいと思います。
水でかんたんお習字セットの使い方

(1)セットに入っていた水書き用硯に、水を含ませたスポンジをセットします。
(2)筆をスポンジに置き、水を含ませます。
(3)特製の半紙に書きます。
(4)字が書けます!
(※筆の持ち方が誤っており、すみません)
書いた後はすぐに乾いて、また使えるようになります。
(2分後)
全部消えるまで計ってみたところ、6分くらいでした。
セットには半紙が3枚しかついていません。もっと続けて練習したいので、後日半紙のみ買い足しました。
年長息子の反応

とても楽しそうです!
慣れてくると、だいぶきれいに書けるように。
不器用な息子の場合、鉛筆で小さい枠の中に何度も漢字を書くのは大変です。
筆で練習しながら、漢字の形と書き順を覚えるのも良さそうだなと思いました。
筆で漢字を練習する時にあったほうがいいもの
習字用の半紙と違って紙に厚みがあるので、お手本をなぞって書くような練習はできません。セットには「おけいこの本」がついてきますが、8ページしかありません。漢字は1年生、2年生で習うものだけです。書き順は載っていません。
学校や公文で学習済みの漢字を復習するときは、「おけいこの本」を見ながら書くこともできそうです。
でも知らない漢字を、「おけいこの本」を見ながら学習するのは難しいと思います。
そんなときはこのアプリがおすすめです。
画面はこんな感じ。
手書きで漢字を検索できるので楽です。
私もスマホに入れていて、息子によく見せています。
例えばお出かけ先で、息子が「雷」という漢字を「雪」と読み間違えたとき。

「ゆき」って読むんでしょ?

これは、「かみなり」って読むよ。
「ゆき」はこうだよ
そう言って、アプリを使って漢字を見せています。
手元に紙がないときでも、一緒に漢字を確認できて便利です。
書き順も一緒に見せられます。
おわりに
不器用な息子は、小さい枠の中に鉛筆で漢字を書こうとすると、目測を誤って線が出てしまったり、枠からはみ出したりしていました。でも筆なら大きく書けて間違いが減ります。時間がたてば消える仕掛けも楽しいです。
一つ一つの動作が大きいので、私も横でみていて、書き順が違う場合に指摘しやすいです。
(鉛筆で小さく書くと、横で見ているとき、息子の手が邪魔になって見にくいのです)
学校の漢字テスト対策なら、本番同様、鉛筆で練習したほうがいいかもしれませんが……「漢字の形と書き順を覚えたい」という目的なら、筆もありだと思います。