子供って、いったん何かの遊びにはまると、毎日そればかりやりたがりませんか。
息子の大富豪ブームがやっと去ったと思ったら、今度は人生ゲームブームに。
息子と毎日「人生ゲーム」をプレイする日々に私が飽きたので、別のボードゲームも買ってみました。
その名は「モノポリー」。
私もプレイするのが初めてだったのですが、息子と一緒にやってみたらすごく面白くて。
今親子ではまっています。
モノポリーってどんなゲーム?

人生ゲームは「運」のゲームです。
でもモノポリーは戦略を立ててプレイすることが非常に重要になってきます。
止まったマスの土地を買い、そこに家やホテルを建てて、そのマスに止まったプレーヤーからレンタル料をもらい、最終的に相手を破産させるのが目的です。
すごろくに必ずある「ゴール」はなく、相手が破産するまで、ぐるぐると盤面を回り続けます。
何歳ごろからおすすめか
対象年齢は8歳以上ですが、5歳2か月の息子でも大丈夫だったので、以下のようなことができているなら対象年齢以下でもモノポリーは楽しめると思います。遊ぶときに戦略を立ててプレイできる
息子はトランプ「大富豪」で、状況によって持ちペアを崩したり、ジョーカーを出すタイミングを見計らったりと、自ら臨機応変な判断をして勝ちを狙ってきます。トランプに限らず、子供が戦略を立てて遊んでいる様子が見られるなら、モノポリーをすごく楽しんでくれると思います。息子は「人生ゲームより楽しい!」と言っています。
6+6までの足し算ができる
モノポリーではサイコロを二つ振って、出た目の合計だけコマを進めます。なので6+6までの足し算ができるほうが、進行がスムーズです。
お金のやりとりに慣れていて、ある程度のお釣り計算がすぐにできる
プレイヤー間でお金のやり取りが発生します。なのである程度お釣りの計算に慣れているほうがいいです。人生ゲームは1,000ドルなどいつもキリのいい数字ですが、モノポリーだと、16ドルとか24ドルとか、細かいお金です。
息子は私に対して16ドルの支払いが発生したときにこう言います。

あるなら21ドル渡すから5ドルちょうだい
でもお金の計算については、慣れるまで親がフォローしてあげることもできます。
5歳では理解できない用語もあり
チャンスカードや共同基金カードを引いたときに「コンサルタント料」「払戻金」「選任」「株式売却」などの難しい用語が出てきますが、これらは理解していなくてもゲームの進行に支障はありません。ただし「抵当に入れる」「破産」「保釈金」「交渉」はモノポリーをやる上でとても重要なワードになってきますので、ゲームを進めながら教えました。
時間短縮のコツ
普段は私と息子の二人でやっています。一番最初に遊んだとき、2時間くらいプレイしましたが決着がつかず、なし崩しに終わりました。
なので次からは、ゲーム開始前に権利書を4枚ずつ引き、最初から4つの土地を持っている状態でプレイするようにしています。そうすると家やホテルが建ちやすくなり、どちらかが破産して終わるようになりました。
また、どの土地をどちらが所有しているか分かるように、土地を買った後、マスに目印となるレゴを置くようにしています。
息子の様子
数回やって、細かいルールもだいぶ頭に入ってきたようです。めいっぱい、モノポリーを楽しんでいます。

いいな~!
水道会社と電力会社を手に入れると、リターンが多くなることが分かっています。
ブラウンの土地に止まった息子。

ホテル建ててもちょっとしかもらえないし。
ゲーム終盤。

それでホテルを建てる
リターンの低い土地を売り、リターンの高い土地に資産を集中させるテクニックを使ってきます。なかなかやるな…という感じです。
息子がホテルを建てた土地に私が止まったときの息子。

1050ドルの支払いで一発アウトでした。息子の勝ち。
でも所詮5歳なので、交渉が下手です。
(モノポリーではプレイヤー同士交渉ができます)
息子が欲しいと言った土地に私が高額をふっかけても、言い値で買ってくれたりします。
そして競売も下手です。競売になったら、だいたい私が土地を入手することになります。
このへんは慣れでしょうか。
こういうゲームをたくさんすることで、「考えることが楽しい」子になってくれたらいいなーと思います。
現在amazonサイバーマンデーでセール中です。
私が買ったときは1,910円でした。
ジュニア版もありました。
こちらは対象年齢5歳以上で、ルールが簡略化されています。
ペットショップやキャンディー屋さん、ゲームセンターなど子供にもわかりやすい不動産を売買できるようです。
【年中 5歳2か月】