むくの実亭は、静かな竹林の中に佇む一軒家レストランです。調度品の一つ一つが美しく、大正の洋館を思わせる雰囲気です。席と席の間隔もとても広いので、落ち着いてお食事をすることができます。お祝いごとがあって行ってきました。
予約する際、2歳の子連れであるが大丈夫かと伝えると、快くOKしてくださいました。取り分け形式も大丈夫とのことです。
今日は知る人ぞ知る(?)、むくの実亭をご紹介したいと思います。
テーブル
一日6組限定です。写真のとおり、一つの部屋に私たちの席しかありませんでした。隣の席がはるか向こうに見えます。ベビーチェアはありません。このあとお店の方がクッションを持ってきて高さを調節してくれました。2歳3か月の息子はそれでちゃんと食べられました。
ランチの内容
ランチメニューは3種類。コースのみです。・魚コース 3,675円
・肉コース 3,675円
・遊膳コース 4,725円
飲み物はコースに含まれていません。
夫はビール、私はジンジャーエール、息子はオレンジジュースにしました。
以下、2017年1月の遊膳コースのご紹介。
◆前菜
寒ブリのあられ揚げ。
あられがサクサク、お出汁がジュワーで、とてもおいしかったです。
息子も食べていました。苦手なお魚もおいしく料理すればパクパク食べてくれるんだねえ。(私には再現できませんが…)
シーフードマリネ。
トマトだけ息子にあげました。まだエビなどの魚介類は息子に食べさせていないんだけど、そろそろ解禁したいです。このおいしさを分かち合いたい。
◆スープ
かぶのポタージュスープ
優しい味! 外は寒かったのであったまります。
◆パン
息子は料金なしなのに、パンを3人分用意してくれました。(写真は一人分) パンがあると、大人が料理を堪能しているときも一人でもくもくと食べてくれるので助かります。
◆お魚料理
真鯛のポワレ、ゆずバターソース
皮目がパリッ、身がふっくら。写真には写っていませんが、かぼちゃや長芋、きのこもあったので、魚と一緒に息子行き。
息子はなぜかきのこが大好きです。しめじやしいたけ、エリンギはお代わりするぐらい好きです。最近は冷蔵庫にきのこが常備されるようになりました。でも緑色の野菜は全く食べてくれないので困っています。
◆お肉料理
牛フィレのステーキ
「ここはお箸でも食べられるフレンチ」というコンセプトなので、お膳にはお箸がセットされています。お肉もあらかじめ食べやすくカットしてあり、そのまま口に運べます。
◆お食事
ごぼうの炊き込みご飯、なめこの赤出汁、お茶。途中でパンも出てきますが、最後はお食事で〆です。ほっとします。炊き込みご飯は優しい味付けで、息子にもぴったりでした。
◆デザート
いちごのパンナコッタ、マンゴーアイス、いちご。
マンゴーアイスとパンナコッタはほとんど息子へ。。。最近「デジャート(デザート)」という言葉を覚えました。
◆紅茶
紅茶は残念ながら普通。でも器がとっても美しいです。
むくの実亭を利用してみて
子連れで訪れるのは初めてでした。落ち着いた一軒家で、お箸でおいしいフレンチが食べられて幸せでした。食事終盤は、手持無沙汰な息子にテーブルでシールを貼らせたりしました。隣の席との間隔が空いているからこそですね。1時間40分ほどなんとか座っていてくれたのでほっとしました。
店員さんもとても親切で、帰り際に息子に「また来てね」と声をかけてくれました。雰囲気がとても良いし、お料理はお箸で食べられるので、おばあちゃんおじいちゃんを連れていくのもおすすめです。
むくの実亭について
完全予約制です。予約する際にコースも決めます。トイレは階段を上がった2階で、おむつ替えスペースはありません。
お店は竹林の中の一軒家で、駅から徒歩では行けません。横浜市営地下鉄の仲町台駅からタクシーを使うと、行きは1,090円、帰りは迎車料金が入って1,300円くらいでした。