ちょっと前、指を使った10までの足し算を息子に教えてみました。でも正解率は100%ではなく、間違うときもありました。だから今足し算を教えるのは時期尚早かなと思い、家で教えるのをやめました。
そんな息子ですが、夏休み用に買ったこのドリルは、すごくやる気を出してやってくれました。七田式ドリルの「おかね」です。
このドリルではお金を使った足し算をしなければならないのですが、お金がモチーフというだけで子供にはすごく分かりやすいみたいです。指を使った10までの足し算は苦手なのに、「100円玉1枚と10円玉2枚でいくら?」というお金の計算ならできました。
「1+1= 」など数式を使った問題がたくさん書かれたドリルよりも、「おかね」のドリルの方を先にやってみるという手もありますよー!
ドリルにどんな問題が出てくるか
全部で40の問題があります。最初は、お金の名前を学びます。
巻末に付いてくるおもちゃのお金を使って、お金の両替(数の分解)も学びます。
ゴール近くになると、こんな問題も出てきます。
上記の問題の(2)なんて、
50+10+10+10+10+10
50+50
この二つの足し算をしているのですが、息子本人は難しいことをやっていると気づいていません。
数式で「50+50=?」と聞かれたら息子はわからないでしょうが、お金を使ったイラストでの計算なら分かるようです。
ただしこのドリルは3~4歳向けなので、足し算の結果がすべて切りのいい数字になります。足し算の結果が「57」になったりすることはありません。また、繰り上がりもありません。
最後の問題はこちらです。
足し算をしたあと、数の大小の判断が必要になります。
指を使った10までの足し算ができない息子でも、このドリルは楽しくできました。生活と密接に結びつくお金の勉強ができて、簡単な足し算の練習ができるこのドリル、おすすめです。
無料ドリルとの比較
無料のプリントサイトでも、もちろんお金の問題はあります。お金の数え方 練習プリント|幼児教材・知育プリント|ちびむすドリル【幼児の学習素材館】
お金の計算プリント | ぷりんときっず
でも、これらは今の段階ではおすすめできません。
問題にお金の絵が書いてあって、合計いくらになるか計算して、子供が数字を書いて答えなければいけないんです。
七田式のドリルだと、子供が数字を書く必要がありません。色を塗ったり、丸を書いたり、おもちゃのお金を置いたりするだけで解けます。この点が特に優れていると私が感じるところです。
息子は数字を書くのにすごく時間がかかります。数字を書く手間が加わると、問題を解く楽しさよりも面倒くさい気持ちの方が勝ってしまいます。なので最初にチャレンジするならこちらのほうがおすすめです。