息子はおやつが大好きです。
我が家は「毎日、小袋のお菓子を2個食べていい」というルールにしています。
息子はおやつが楽しみすぎて、前日に、明日食べるおやつをセットしています。おやつを選ぶ目は真剣です。
それほど楽しみにしているおやつですが、その量が私の命令で減らされるときもあります。それは、夕ご飯のお野菜を食べなかったとき。
「おやつよりもご飯のほうが大事。ご飯が食べられないなら、おやつを減らそうね。じゃあ明日のおやつは一個ね」と言うようにしています。
そして、翌日「言った」「言わない」の論争が起きるのを防ぐために、ホワイトボードに書くようにしています。
先日夕ご飯のお野菜を残したので、私はスバルに「じゃあ明日のおやつは1個にします」と言い、ホワイトボードに「あしたのおやつは1こ」と書きました。(再現)
そうしたらそれを見たスバルが……

やったー!
明日のおやつは2個だ
明日のおやつは2個だ

ちがうでしょ。
ちゃんと1個って書いてあるよ
ちゃんと1個って書いてあるよ

だって「に」って書いてあるもーん

!!!
敵もさるもの。
あの手この手でおやつの数を増やそうとしてきます。
私はホワイトボードを書き直しました。
ちゃんと1だと分かるように、カギを付けました。
そうしたらそれを見たスバルが……

わーい!
明日のおやつは12個だ
明日のおやつは12個だ

こんどはなに?
12個なんて書いてないよ
12個なんて書いてないよ

だって、じゅう「二」って書いてあるもーん
(空中に漢字を書く)
(空中に漢字を書く)

!!!
おやつへの執念がすさまじいです。
一本取られた気がしたので、翌日は、スバルが選んだおやつ一個と、私の分のおやつを少し分けてあげました。