君の手を離す日

いつかくるその日まで、子育てを頑張って楽しむブログ。

【4歳3ヶ月】考える力がついてきたなと思ったエピソード

先日息子と病院に行ったところ、待合室がすごく混んでいました。

しばらくは院内の絵本を読んだりして過ごしていましたが、退屈になった息子から「あとどれくらいで呼ばれるの?」と聞かれました。「これだけ多くの人がいるから、一時間はかかると思うよ」と私は答えました。

そうしたら息子、私の隣で立ち上がり、待合室の中にいる人数を数え始めました。でもその数え方が、私が想像していた方法と違ったんです。

息子は私の隣で「一人5分として…」と言いました。

そして人を数える際に、一人目を「5」、二人目を「10」、三人目を「15」というふうに、5ずつカウントしていったんです。

「5,10,15,20,25,30……」

全員数え終わったあと、息子は「55分くらいかかると思うよ!」と言いました。待合室には11人が待っていました。


息子の頭の中を探る

息子がアナログ時計を読めるようになったのは、3歳11ヶ月の頃です。

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時計の読みを覚えて、時間の概念もついたので、息子はこれまでの経験から「だいたい一人5分くらいかかる」と推測したのだと思います。

大人なら、待合室にいる人数×5分で計算するのでしょうが、息子は掛け算ができませんし、足し算もあやふやです。10までの足し算でもたまに間違えます。そこで息子は5ずつカウントすることにしたようです。

息子は5ずつカウントすることは得意です。なぜならその情報は、時計の分数を読むのに必要だったからです。時計は1つの目盛りが5分を表すので、息子はこの数え方に慣れています。

5ずつカウントしていき、待合室にいる人数を全員数え終わったら、55となりました。そのため息子は「待ち時間は55分である」という考えに至りました。


自分が持っている知識を応用して、知りたい情報(今回は病院の待ち時間)を手に入れる。息子に思考力がついてきたことが嬉しかったです。

息子にはあまりワークをさせていません(こどもちゃれんじ思考力特化コースのみ)。そのかわり家庭内の会話で語彙力を増やしたり、いろんなところに連れて行って体験させたり、いいなと思う知育玩具に投資を惜しまなかったりしています。息子と私にはこの方法が合っているようです。

ただしこのやり方が、ほかのお子さんに合うとは限りません。ある指導法でどれぐらい効果が出るかは、学習者によって異なるからです。これを教育心理学の用語で「適正処遇交互作用」と言います。

世の中には育児書や、熱心な知育ブログがたくさんあります。それらを読むと「毎日ワークをさせたほうがいいのかな」とか、「逆にワークはやめて、毎日思いっきり公園で遊ばせたほうがいいのかな」とか、いろいろ悩んでしまいますが……一番大事なのは、自分の子どもに合ったスタイルを見つけることなのかもしれません。


【年少 4歳3ヶ月】