週末、埼玉県所沢市にある航空記念公園に行ってきました。
ここはディズニーランドよりも広い大型公園で、「日本の航空発祥の地」としても知られています。緑が多く、飛行機をテーマにした博物館もあります。幼稚園児や小学生がバス遠足でよく訪れる場所です。
子供と博物館を見学したあと、ミュージアムショップで宇宙食が売られているのを発見。どんなものか興味があったので、買ってみました。どんな味だったか、レポートしたいと思います。
宇宙食の味見
購入したのは、以下の3点です。・宇宙食(たこやき)
・宇宙食(チョコケーキ)
・宇宙のパン
まずはたこ焼きを味見してみました。

思っていたのと違うね


たこ焼きをフリーズドライにする技術はすばらしいのですが、期待していた味とは少し違いました。
外側は固く、噛むとガリッと音がしました。また、少し味が薄いように感じられました。ソースをつけて食べたらまた違ったかもしれませんが、そのまま食べると、たこ焼きの風味はほとんど失われているように思いました。
でも、見た目は本物のたこ焼きそっくりです。
フリーズドライにしたらすごく縮んでしまいそうですが、大きさは普通のものより一回り小さいくらいで、そんなに変わりませんでした。
中にはタコも入っていました!
チョコケーキのほうも、なんでしょう、フリーズドライだとしっとり感がなくて食べにくく、ほろほろと崩れて、ちょっと残念な感じでした。でも甘さはしっかりと残っていました。
一方、缶詰に入ったパンはふわふわで、とてもおいしかったです。
宇宙食について学ぶ
宇宙食についてもっと知りたくなったので、家族で動画を二つほど見てみました。JAXAの公式チャンネルです。これがとても面白く、勉強になりました。
宇宙ステーションの中には、食べ物を温める機械(フードウォーマー)と、食事用に水を入れる機械(飲料水供給装置)があるそうです。
フードウォーマーを使っても、電子レンジのようにすぐに温まるのではありません。食べ物を温めるには30分ほどかかります。
飲料水供給装置は、ボタンを押すだけで、水とお湯が出てきます。宇宙食のいちご(フリーズドライ)は袋に入っており、装置で袋に水を入れて、15分ほど待ってから食べるようです。ごはんは袋にお湯を入れて30分ほど待てば食べごろになるようです。
ですから宇宙食のたこ焼きも、お湯を入れて待てば、もしかしたら、本物のような風味を取り戻していたのかもしれません。
商品のパッケージには、「脱酸素剤を抜いて、そのままお召し上がりください」とあったので、そのまま食べてしまいました。私が買った商品はあくまで、地上で食べるためのお遊び的なものだったのかもしれません。
でもこの宇宙食を味見したことで、家族の会話が広がり、宇宙についていろいろな知識を得ることができたので良かったです。