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こどもちゃれんじ思考力特化コース徹底レビュー。1年弱受講して分かった、問題の質や難易度について

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息子、「こどもちゃれんじすてっぷ 思考力特化コース(年中向け)」を約1年受講しました。記事執筆時点で3月号がまだ届いていないため、正確には11ヶ月分です。

今日は、知育に興味のあるお父さん・お母さん方向けに、出題されている問題の質や難易度について詳しくレビューしていきたいと思います。

長い記事になったので、お時間のない方は、目次から興味のある部分まで飛んでいただければ嬉しいです。

※本記事で触れているのは、エデュトイが付く総合コースではなく、思考力特化コースについてです。


「思考力特化コース」の特徴

思考力特化コースで毎月届くのは以下の4点です。

・キッズワーク(総合コースより増ページ)
・「思考力ぐんぐん」というワーク冊子
・考えるあそびセット
・保護者向け冊子

「キッズワーク」は総合コースと共通ですが、総合コースよりもページが増えていて、約2倍量あります。

「思考力ぐんぐん」というワークは、思考力特化コースにしか付いてきません。

絵本やDVD、エデュトイはありません(4月号のエデュトイを除く)。非常にシンプルです。

DVDはありませんが、同じ内容をパソコンで視聴することができます。会費は総合コースと同じです。


ワーク分量

読み物や工作のページはなく、すべてワークになっています。10月になるとワークのページ数が増えます。

【4月~9月】1か月あたり:72ページ
キッズワーク:48ページ
(総合コースのキッズワークは28ページなので、2倍量)
思考力ぐんぐん:24ページ


【10月~3月】1か月あたり:96ページ
キッズワーク:64ページ
(総合コースのキッズワークは36ページなので、1.7倍量)
思考力ぐんぐん:32ページ


11ヶ月分のキッズワークと思考力ぐんぐんを合わせると、これだけの量になりました。息子、よく頑張りました!

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総合コースと思考力特化コースの難易度の差

総合コースにも付いてくる「キッズワーク」と、思考力特化コースのみに付いてくる「思考力ぐんぐん」では、かなりの難易度の差があります。

これは私の体感ですが……「思考力ぐんぐん」の問題は、総合コースの「キッズワーク」より半年~1学年先を進んでいます。

実際に例を出してご説明しますね。


「こどもちゃれんじ じゃんぷ(年中用)」2月号には、点描写の問題が出てきました。

キッズワーク2月号の点描写問題がこちら。

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そして、同月の思考力ぐんぐんの点描写問題がこちら。

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同じ月に届いたものなのに、明らかにレベルが違います。息子もかなり苦戦していて、間違っている箇所があります。


では、キッズワーク2月号の点描写と同等レベルの問題が、思考力ぐんぐんではいつ頃出題されたかを調べてみたいと思います。


再掲になりますが、こちらがキッズワーク4月号。

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問題として問われているのは、四角と三角の形のみです。使用しない点はありません。


そしてこちらが、思考力ぐんぐんの問題です。左が4月号、右が7月号です。

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「なぞってみよう」という段階を踏んでから書かせているので、まったく同じ尺度で難易度を比べることはできませんが……4月号がキッズワーク2月号と同じくらいのレベル、7月号になると思考力ぐんぐんの方が先を進んでいるように思います。

なので「思考力ぐんぐん」では、キッズワークの半年~1年先の問題が出題されていると言っていいと思います。


「思考力ぐんぐん」は良問ぞろい

「思考力ぐんぐん」には、ひらがなのなぞり書きをするような出題はありません。知識を問う問題よりは、考える力をつけさせるような問題ばかりです。


以下は「仲間分け」の問題。ひとひねりあります。

(5月号)
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よくある仲間分けの問題だと、乗り物、食べ物、身に着けるものなどの分類で分けられます。でもこれは「乗り物」だけで構成されているんです。自分の中で何か基準を決めて仲間分けしなければいけません。

バスと同じ仲間を探す問題なので、

「(バスと同じく)地面を走るもの」
「(バスと同じく)タイヤがあるもの」
「(バスと同じく)燃料を使って走るもの」

……など、いろいろな仲間分けができます。試験ではないので、「(バスと同じく)息子が乗ったことのあるもの」という分け方でもいいんです。

決まった正解を導くのではなく、「考える」ことが目的の問題で、とてもいいなと思いました。



あとは、図形に関する問題が充実しています。

(7月号)
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(1月号)
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とくに1月号の左側の問題は良かったです。
4種類の形を使って、見本と同じ形を作ります。でも、自分で「4通り」考えなければいけないんですよね。

幼児のころから図形に親しませ、空間把握能力を鍛えることで、将来的に算数が得意な子に……できるかも?!


「添削問題」はちょっと期待外れ

思考力特化コースには添削問題が年3回ついてきます。これは、ちょっと期待外れでした。

添削向きの問題(自由回答)の出題もあるんですが、先生からの赤ペンメッセージは、子供の解答内容に合わせたものではありません。どんな回答でも適用できるような、均一的なものでした。

添削指導にそこまで多くを求めず、子供のやる気向上とか、学習ペース作りの一環として添削問題を活用するのがいいんじゃないかと思います。

詳しくはこちらの記事で書いています。
main.lilyblog.net


1ヶ月に一回、知育玩具が届く

思考力特化コースには、総合コースのような派手なエデュトイは付いてきません。そのかわり、紙製の知育玩具が付いてきます。

これがよくできているんですよねー!

たとえば2月号の付録は、「できる できない はこゲーム」でした。これ、展開図が全部で15種類ついてきました! 

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まずは展開図を見て「箱になるか、それともならないか」のクイズができます。その後実際に組み立てて、答えを確認することができます。

付録には箱にならない展開図も含まれており、面白かったです。教育アプリThink! Think! の「はこになる?」の練習にもなりました。


1ヶ月に一回、ワークに加えて新しい知育玩具が届くので、とても良かったです。ただし、すべて紙製なので耐久性はありません。

「どんな遊びがついてくるの?」と気になるところだと思うので、1年分の「考える遊びセット」については、次回の記事で詳しくレビューしたいと思います。


まとめ

「思考力特化コース」は、子供に考える力をつけさせたい、と思う方にはぴったりの教材だと思います。「思考力ぐんぐん」は良問ぞろいですし、考える遊びセットも知的好奇心の醸成に役立ちます。

絵本やDVD、エデュトイがないため、増え続けるおもちゃの収納に困ることもありません。私にとってこの点はプラスですが、お子さんによっては、物足りなく感じられるかも。

実際に教材を試してみたいと思われたら、以下より資料請求してみてください。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ


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