息子はこの4月から、母子分離の運動教室に通い始めました。マンション前まで送迎バスが来てくれて、そこで息子とはお別れです。
レッスンは2時間ですが、送迎に往復一時間かかるため、合計3時間息子と離れていることになります。一時保育に預けているような感覚です。
息子も私も充実した時間が過ごせるといいなーと思いつつ、初めてのレッスン日を迎えました。
初回レッスンの様子
息子は、マンション前で待っているときは大丈夫だったのに、送迎バスに乗ったとたん目がウルウルし始めました。でもバスはスケジュール通りに動くので、お別れに時間をかけられません。すぐにバスのドアが閉まりました。そして、あっという間に息子を乗せたバスは小さくなっていきました。私は心配しつつも、久しぶりのフリータイムを満喫。
3時間後に息子と会ったら、声がすこし掠れていました。泣きすぎたようです。。。あとで連絡ノートを見たら、「他のお友達につられて泣いてしまいました」と書いてありました。
息子にどうだったか聞いてみると、「ママ―! ママー!って泣いちゃったの」と言っていました。ううむ。。。
2回目のレッスンの様子
そして2回目のレッスン日は、朝から不穏な空気。私が「今日は教室の日だね」と話しかけると、息子はこう言いました。
「教室行ったらー、さびしいからー、行かないようにしとく」
そして彼は大きく頷きました。
(いやいや、そんな決定事項のように言わないで~)
何とか流れを変えようと、私も頑張りました。
「この前はボール遊びしたんでしょ、今日もできるかもよ。教室楽しみだね~」
でも息子は「ママと、行きたいとこあるの。教室行かない」と。
私はこっそり時計を見ながら焦ります。この日は、写真作戦を決行してみました。
私はタブレットで教室のウェブサイトを開き、そこに載っている紹介写真を見せました。「ここ行ったことある?」と聞いてみると、「うん」と。そして写真を見せながら、「みんなこんなことしてるんだー」とか「お友達、楽しそうだねー」とか、とにかく気持ちが盛り上がるようなことをしゃべりつづけました。
息子は少し気が向いてきたらしく、「教室行かない」という言葉は消えました。代わりに「ママと一緒に、いきたいの」とずっと言っていました。
2回目は、バスに乗る時点から大泣き。かわいそうですが引きはがしながらバスに乗せました。。。
3時間後。
帰ってきた息子の声は、掠れていませんでした!
「今日はどうだった?」と聞いてみると、「きょうはー、教室でー、泣かなかったの」と誇らしげ。バスの中では泣いていましたが、教室では泣かなかったようです。連絡ノートにもそう書いてありました。私はここぞとばかりに褒めました。息子はとっても嬉しそうでした。
その後息子は、最近お気に入りの小さいお人形に向かって「くまさん、おかえりって言って」と要求。
ハッピーセットでもらったコリラックマです。
コリラックマは喋れないので、私がこの子を動かして「〇〇くん、おかえり」と言いました。
息子はコリラックマに向かって「きょうはー、教室でー、泣かなかったの」と話しかけました。どうやら、コリラックマにも褒めてほしいようです。私はコリラックマを動かしながら、「〇〇くん、すごいねー!」とほめちぎりました。
ここで終わればかわいいエピソードなんですが、その後、この褒めるくだりを、4回やらされました。
子供ってしつこいですよね(笑)
でも今日はワガママなんでも聞いてあげようと思い、4回目も熱演で付き合いました。
次回のレッスンはもっと楽しめるといいね。コリラックマも私も応援しています!